•  

     

     

    1

     

     

    青蔵鉄道の車窓の風景

    世界最高所を走る青蔵鉄道に乗車し、聖なる都・ラサへ。雄大な山脈の銀嶺、ヤクや羊が群れをなす大草原…移り変わる景色をお楽しみください。西寧からゴルムドを経由し徐々に標高を上げて青海省・チベット自治区の境にある唐古拉峠(5,072m)を越えると、車窓には7,000m峰のニェンチンタングラ山脈や草原が広がります。列車の旅は、景観をお楽しみいただくだけではなく、ラサへ向かう前の高所順応としても最適です。
    *青海省・西寧から乗車する場合は、通常、西寧又は蘭州始発の列車を利用します。列車の発着スケジュールは季節によって異なり、また車窓からお楽しみいただける風景も、運行スケジュール(通過時刻)により変化しますので、詳しくは担当までお問合せください。

    broken image

    青蔵鉄道

    青海省の西寧よりチベット自治区のラサへ。

     

    broken image

    青海湖

    中国最大の塩水湖。琵琶湖の6倍ほどの大きさ。

     

    broken image

    崑崙山脈

    中央アジアまで続く3,000kmに及ぶ大山脈。

     

    broken image

    玉珠峰

    崑崙山脈東部の最高峰。標高は6,178m。トト河タングラ山脈から流れ出る長江源流のひとつ。

    broken image

    ココシリ自然保護区

    チベットガゼルやチベットノロバがいることも。

     

    broken image

    拉薩(ラサ)駅

    終着駅ラサ。標高は3,600m。

    青蔵鉄道の5つの世界一  

     

  • 青蔵鉄道の5つの世界一

    2

    中国の省・自治区の中で唯一、鉄道が乗り入れていなかったチベット自治区のラサまでの鉄道が開通したのは2006年7月のこと。最高地点は5,072mのタング・ラ(峠)。南米ペルーのクスコ~プーノ間の鉄道を抜いて世界最高所を走る鉄道となりました。青海省の省都・西寧からツァイダム盆地のゴルムドまでは1984年に既に完成しており、ゴルムドからラサまでの1,142kmがその年に開通となりました。ゴルムドからラサまでには34の駅を建設。標高4,000mを越える高所であること、永久凍土の問題、環境問題など様々な困難な状況の中、約5年もの年月が費やされました。

    broken image
  •  

    3

    車両の設備

    列車の座席は、硬座、硬臥、軟臥の3種類に分かれており、各座席の車両のほかに食堂車が1車両連結されています。車両はカナダのボンバルディア社製。車内は酸素が供給され、ゴルムド以降は無料で酸素を吸引することもできます。環境問題に配慮し、これまでの開放式トイレではなく、タンク式のトイレに改善されています。各車両には電光掲示板が設置され、行先や高度が表示されます。

    broken image

    硬座

    長時間の乗車には不向きですが、冬の間はチベット巡礼者で込み合います。

    broken image

    硬臥

    3段ベッド式の寝台車両。定員6名。お湯の入った魔法瓶が用意されています。

    broken image

    軟臥

    3段ベッド式の寝台車両。4人1室のコンパートメントタイプです。

    broken image

    洗面所

    各車両に設置されています。トイレは洋式と和式があります。

    broken image

    硬臥車両の通路

    窓側に折り畳み式の椅子があり、車窓の景色を楽しみながら寛いでいただけます。

    broken image

    電光掲示板

    目的地や停車駅の他に、列車の速度や高度が表示されます。

    broken image

    客車の窓

    流れる風景は、どこを取っても壮大です。

    broken image

    酸素吸入器

    乗車した際に配られるチューブを吸入器に繋ぎ、酸素を吸引。ゴルムド-ラサ間で無料で利用できます。

    broken image

    給湯設備

    お茶や、カップ麺にお使いいただけます。

  • 列車の食事

     

    4

    食堂車は通常9号車。4人用のテーブルが11卓並んでおり定員44名。朝、昼、夜の食事時には各車両からのお客さんで混みあいます。食事はセットメニューのみとなっており、ほかに、ミネラルウォ-ターやビール、スナックなども販売されています。その他、食事時には各車両をワゴンカーがまわり、お弁当の販売があります。

    broken image
    食堂車の朝食セットメニュー
    野菜中心の惣菜が6品、これにお粥と万頭、ゆで卵が付きます。
    broken image

    食堂車の朝食プレート

    1人用の朝食プレート35元です。

    broken image

    食堂車の夕食セットメニュー

    魚の姿蒸しなど、夜はちょっぴり豪華な内容です。

    broken image

    車内販売のお弁当

    おかずの内容は食堂車でサービスされるものと似ています。

     

     

     

    5

     

    車内での出会い

    青海チベット鉄道の運行により、多くの観光客が北京、上海、広州、成都などの中国の都市からラサまでチベット鉄道を利用します。ワールド・フットプリント・トラベルは、チベット旅行のプロ受付係として、世界中からの観光客にチベット鉄道のチケットの予約、チベット鉄道の旅行計画、その他のチベット旅行サービスを提供していますが、チベット鉄道は観光シーズンの最盛期であるため、鉄道チケットの入手はさらに困難になっています。 . ですが、私たちはプロのチベット観光客の受付経験とチケット予約方法を持っており、青海チベット鉄道の鉄道チケットの予約をお手伝いいたしますので、ご安心ください。

    broken image

    青海省のチベット人が初めてラサへの礼拝のために電車に

    乗りました。ありがとうございました

    broken image

    日本人客は青海チベット鉄道のポストカードを購入し、

    記念写真を撮った

    broken image

    巡礼者

    チベット族の女性。お孫さんと一緒に。

  • 青蔵鉄道ツアー紹介

    チベツト山岳旅行はチベット自治区への入域が可能となった当初から20年以上に亘ってチベットの旅を手がけ、青蔵鉄道の旅も2006年の開通当初より多くのお客様をご案内してまいりました。長年にわたる豊富な経験と実績を活かし、毎年こだわりのツアー企画を発表しております。もちろん、ご希望に応じた個人旅行プランも承ります。ご不明な点、ご心配な点など、どのようなことでもお気軽にご相談ください。